2012年 03月 24日
漢方薬 |
ホリスティックでは 動物達にはハーブが良く効くのと同時に 漢方薬が
効果があることが 分っています
とは云え 処方が難しく奥の深い 「漢方薬」
専門の漢方医でも難しいのに ド素人(?)のホリスティック獣医師の云う事を
信用してよいものやら・・・・
中々使う気にはなれなかったのですが
2年前の事・・・・多くのホリスティックの本に度々出て来る
腎機能の衰え・肝機能の衰え・初期の白内障に効果のある 「八味地黄丸」(八味丸)を
試してみる事にしました
古くから何処の薬局にでも置いてあるほどメジャーで、誰でも買える「八味地黄丸」
きっと安全だからなのでしょう・・・
バースデーは 東洋医学で云うところの 虚熱・腎臓の陰が弱いタイプ・・・どの本にも 「八味地黄丸」と書いてありました
飲ませ始めて 直ぐに効果は出始め 後ろ足に力が戻り 白内障だった眼の炎症が治まり
尿が勢い良く出るようになりました
でも、心配なのは 「副作用」・・・どの漢方の本を見ても まれに嘔吐がある場合も
あるが、長期服用しても安全・・・と判で押したように 書かれていました
念の為少な目に 呑ませ続けて・・・概ね元気に過ごす事が出来
ホメオパシーや ハーブの治療も特別な物は 必要なく過ごせていました
そして、去年の春から おじにも糖尿病と投薬の副作用で発症した更年期障害の治療として「八味地黄丸」を使い始めました
あまり知られていませんが 「八味地黄丸」は 含有率の高い第2種(?)医薬品として ★ムラ等から
れっきとした 糖尿病治療薬として販売されています
結局、腎臓等の排泄機能衰えが 糖尿病や更年期症害の原因ですから 納得です
ところがバースデーは 1年ほど前から なんとな~く しばしば鼻水が垂れているようになり
秋頃から おじにも同じ症状が・・・・?
と、そんな矢先のバースデーの「誤嚥性肺炎」・・・・です
気管支の壁が厚く硬くなってきているのが 原因で 器官に入りやすくなっているのだそうで
早く肺の炎症を抑えて 再発しないように強化する為に 指圧を始めました
そして、この本で あることを知りました
肺の反射区は「鼻」 肺の機能の衰えは 鼻に現れる・・・と云うものです
鼻水も 肺が熱をもっている場合に現れるようで、鼻の疾患のある方が 気管が弱く高熱が出やすい等の症状があるのはこのためではないでしょうか?
「肺は 腎臓を支配する臓器」その臓器に熱を持たせてしまった原因は・・・?
慌てて 八味地黄丸について調べ始め やっと見つけた漢方医に警鐘を鳴らしておられる漢方医の文献に
安全だとされている八味地黄丸の中にある「ホウ附子」と云う薬草に 長期服用した場合に「肺に熱」を持たせる成分があることが分りました。
この成分が入っていないのは 六味地黄丸(六味丸)と七味地黄丸(七味丸)です。バースデーに適しているのは 「七味地黄丸」
ところが 何処を探しても 日本では「八味地黄丸」しか販売されていません。
安全だと 信じられているからです。
でも、安全で無い事は バースデーの肺炎と 服用をやめてから ピッタリと治まったおじとバースデーの鼻水を見ても明らかです。実際に服用中止後 (肺の機能を高める指圧をしていますが)以前より 呼吸が力強くなってきたのが分りました
ひたすらネットで七味地黄丸を探していると 台湾からの輸入代行サイトに辿り着きました
と、調べているうちに ある事に気が付きました。「七味地黄丸」は 何処を見ても 男性の「精力剤」として分類されていたのです。
こうして、またひとつパズルのピースが 繋がって埋まりました
それは、バースデー1歳の時の去勢手術の際、獣医師に「去勢のデメリット」を伺ったところ「ありません。」と云う回答でした。勿論、信じてはおりませんでした。自然な機能を奪うのですから 影響が無い訳がありません。でも、その時は いったいどんな影響があるのか・・・?分らないままに やむなく去勢手術を 受けたのでした
それから 数ヶ月した頃からでした。バースデーがやたらと 後ろ足を噛むようになり やがて前足の付け根も噛み続けて いつも真っ赤に腫れ上がって膿がでるほどでした。今なら分る 腎臓と胃腸の反射区でした。・・・・そして、疲れやすくなり・・・・
理由も分らないまま「何故?」と云う疑問だけが いつも心の奥で 歯がゆいようなかゆみとなって居座り続けたのでした
そして、「七味地黄丸」の薬効を調べていて分りました。男性器と腎臓は密接な関係にあり 腎の衰え=精力の衰え・・・と云う事は?精力を奪う去勢=腎臓の虚弱
このことは 「犬猫に効く指圧と漢方薬」にも書かれていましたが 残念ながら この本にも腎陰の衰えには「八味地黄丸」と 判でついたように 書かれていただけでした。その他の漢方薬やハーブの記載にも危険性や服用の際の注意事項等は 書かれておりません。あくまで「身体の機能の流れ」だけ 参考にする事にしましょう。
(上記の記述は 決して去勢・避妊手術を否定するものではありません。むしろ肯定するために必要なケアに役立てたいと願って記したものです)
バースデーの腎臓の機能が 眼に見えて衰えた原因に確証があるわけではありませんが 去勢以降 腎臓が弱くなったのは事実です。
ふ・・・・と、「七味地黄丸」の中にも 解明されていない副作用が あるかも・・・?と 考えてしまいました。
ならば・・・どうしても、呑まざるを得ないほど 悪化してから服用する事にして・・・・
今は、新たに「何か?」加えるという事はしたくありません。
「指圧」で治していく事に決めました。
残念ながら、どの本にも 指圧の順番の記載はありませんが 犬も人間身体の仕組みと基本的には同じです。人間の足ツボ療法と同じように圧していく方が 理に適っています。
まずは、陰である左半身の泌尿器から そして、頭部の反射区・・・と下に下がって「陽」である右に・・・
試しに圧し続けて2週間くらい・・・?かな????
バースデーのウンチの量が減り、後ろ足に力が戻り 去年の夏頃には 何度も足が
滑り落ちながらやっと登っていたベッドやソファに 軽々と上がれるようになりました。
スローブを 作ってやろうと 思っていたくらいなので これには 本当に驚きました
毛が柔らかく艶が出て・・・眼の真っ赤な炎症と目ヤニが無くなり・何より抗生物質を
投与してから 耳の穴が塞がるほどの大量に出ていた黒い耳垢がなくなりました。
耳は主に腎臓の反射区です。有害物質を排泄できたということでしょうか・・・
勿論、腎臓をサポートして免疫機能を快復するハーブも使っていますので 指圧だけの
効果ではないと思いますが・・・・良好に今日に至っています
肺炎後の 骨の浮き上がったお尻
八味地黄丸をやめた直後 やたらと後ろ足の腎臓のツボを噛み続けていたバースデー
次回は、「八味地黄丸」を服用する原因となった バースデーの白内障について記してみたいと思います
誤嚥性肺炎をきっかけにパズルの一部が繋がった今 次のパズルのピースは 過去に答えがあると思うからです
効果があることが 分っています
とは云え 処方が難しく奥の深い 「漢方薬」
専門の漢方医でも難しいのに ド素人(?)のホリスティック獣医師の云う事を
信用してよいものやら・・・・
中々使う気にはなれなかったのですが
2年前の事・・・・多くのホリスティックの本に度々出て来る
腎機能の衰え・肝機能の衰え・初期の白内障に効果のある 「八味地黄丸」(八味丸)を
試してみる事にしました
古くから何処の薬局にでも置いてあるほどメジャーで、誰でも買える「八味地黄丸」
きっと安全だからなのでしょう・・・
バースデーは 東洋医学で云うところの 虚熱・腎臓の陰が弱いタイプ・・・どの本にも 「八味地黄丸」と書いてありました
飲ませ始めて 直ぐに効果は出始め 後ろ足に力が戻り 白内障だった眼の炎症が治まり
尿が勢い良く出るようになりました
でも、心配なのは 「副作用」・・・どの漢方の本を見ても まれに嘔吐がある場合も
あるが、長期服用しても安全・・・と判で押したように 書かれていました
念の為少な目に 呑ませ続けて・・・概ね元気に過ごす事が出来
ホメオパシーや ハーブの治療も特別な物は 必要なく過ごせていました
そして、去年の春から おじにも糖尿病と投薬の副作用で発症した更年期障害の治療として「八味地黄丸」を使い始めました
あまり知られていませんが 「八味地黄丸」は 含有率の高い第2種(?)医薬品として ★ムラ等から
れっきとした 糖尿病治療薬として販売されています
結局、腎臓等の排泄機能衰えが 糖尿病や更年期症害の原因ですから 納得です
ところがバースデーは 1年ほど前から なんとな~く しばしば鼻水が垂れているようになり
秋頃から おじにも同じ症状が・・・・?
と、そんな矢先のバースデーの「誤嚥性肺炎」・・・・です
気管支の壁が厚く硬くなってきているのが 原因で 器官に入りやすくなっているのだそうで
早く肺の炎症を抑えて 再発しないように強化する為に 指圧を始めました
そして、この本で あることを知りました
肺の反射区は「鼻」 肺の機能の衰えは 鼻に現れる・・・と云うものです
鼻水も 肺が熱をもっている場合に現れるようで、鼻の疾患のある方が 気管が弱く高熱が出やすい等の症状があるのはこのためではないでしょうか?
「肺は 腎臓を支配する臓器」その臓器に熱を持たせてしまった原因は・・・?
慌てて 八味地黄丸について調べ始め やっと見つけた漢方医に警鐘を鳴らしておられる漢方医の文献に
安全だとされている八味地黄丸の中にある「ホウ附子」と云う薬草に 長期服用した場合に「肺に熱」を持たせる成分があることが分りました。
この成分が入っていないのは 六味地黄丸(六味丸)と七味地黄丸(七味丸)です。バースデーに適しているのは 「七味地黄丸」
ところが 何処を探しても 日本では「八味地黄丸」しか販売されていません。
安全だと 信じられているからです。
でも、安全で無い事は バースデーの肺炎と 服用をやめてから ピッタリと治まったおじとバースデーの鼻水を見ても明らかです。実際に服用中止後 (肺の機能を高める指圧をしていますが)以前より 呼吸が力強くなってきたのが分りました
ひたすらネットで七味地黄丸を探していると 台湾からの輸入代行サイトに辿り着きました
と、調べているうちに ある事に気が付きました。「七味地黄丸」は 何処を見ても 男性の「精力剤」として分類されていたのです。
こうして、またひとつパズルのピースが 繋がって埋まりました
それは、バースデー1歳の時の去勢手術の際、獣医師に「去勢のデメリット」を伺ったところ「ありません。」と云う回答でした。勿論、信じてはおりませんでした。自然な機能を奪うのですから 影響が無い訳がありません。でも、その時は いったいどんな影響があるのか・・・?分らないままに やむなく去勢手術を 受けたのでした
それから 数ヶ月した頃からでした。バースデーがやたらと 後ろ足を噛むようになり やがて前足の付け根も噛み続けて いつも真っ赤に腫れ上がって膿がでるほどでした。今なら分る 腎臓と胃腸の反射区でした。・・・・そして、疲れやすくなり・・・・
理由も分らないまま「何故?」と云う疑問だけが いつも心の奥で 歯がゆいようなかゆみとなって居座り続けたのでした
そして、「七味地黄丸」の薬効を調べていて分りました。男性器と腎臓は密接な関係にあり 腎の衰え=精力の衰え・・・と云う事は?精力を奪う去勢=腎臓の虚弱
このことは 「犬猫に効く指圧と漢方薬」にも書かれていましたが 残念ながら この本にも腎陰の衰えには「八味地黄丸」と 判でついたように 書かれていただけでした。その他の漢方薬やハーブの記載にも危険性や服用の際の注意事項等は 書かれておりません。あくまで「身体の機能の流れ」だけ 参考にする事にしましょう。
(上記の記述は 決して去勢・避妊手術を否定するものではありません。むしろ肯定するために必要なケアに役立てたいと願って記したものです)
バースデーの腎臓の機能が 眼に見えて衰えた原因に確証があるわけではありませんが 去勢以降 腎臓が弱くなったのは事実です。
ふ・・・・と、「七味地黄丸」の中にも 解明されていない副作用が あるかも・・・?と 考えてしまいました。
ならば・・・どうしても、呑まざるを得ないほど 悪化してから服用する事にして・・・・
今は、新たに「何か?」加えるという事はしたくありません。
「指圧」で治していく事に決めました。
残念ながら、どの本にも 指圧の順番の記載はありませんが 犬も人間身体の仕組みと基本的には同じです。人間の足ツボ療法と同じように圧していく方が 理に適っています。
まずは、陰である左半身の泌尿器から そして、頭部の反射区・・・と下に下がって「陽」である右に・・・
試しに圧し続けて2週間くらい・・・?かな????
バースデーのウンチの量が減り、後ろ足に力が戻り 去年の夏頃には 何度も足が
滑り落ちながらやっと登っていたベッドやソファに 軽々と上がれるようになりました。
スローブを 作ってやろうと 思っていたくらいなので これには 本当に驚きました
毛が柔らかく艶が出て・・・眼の真っ赤な炎症と目ヤニが無くなり・何より抗生物質を
投与してから 耳の穴が塞がるほどの大量に出ていた黒い耳垢がなくなりました。
耳は主に腎臓の反射区です。有害物質を排泄できたということでしょうか・・・
勿論、腎臓をサポートして免疫機能を快復するハーブも使っていますので 指圧だけの
効果ではないと思いますが・・・・良好に今日に至っています
肺炎後の 骨の浮き上がったお尻
八味地黄丸をやめた直後 やたらと後ろ足の腎臓のツボを噛み続けていたバースデー
次回は、「八味地黄丸」を服用する原因となった バースデーの白内障について記してみたいと思います
誤嚥性肺炎をきっかけにパズルの一部が繋がった今 次のパズルのピースは 過去に答えがあると思うからです
by birthday726
| 2012-03-24 14:50
| バースデーの治療日記