2012年 03月 31日
祈り |
バースデーの白内障について過去を振り返ってみようと思っていたら
振り返っている場合じゃない事が 起きてしまいました
誤嚥性肺炎以来・・・弱った消化器の改善と 滞っているはずの有害物質のデトックスと 流れに沿った経路の指圧を続けてここ1週間ほど かつてない程胃腸の調子が良くなったお蔭で 肝臓の反射区のいつも炎症を起していた「眼」から目ヤニが消え 毛艶もよくサラサラになって・・・何よりも 後ろ足に筋肉が戻って来て 喜んでいた矢先の5日前の事・・・
バースデーが 時々耳を振るようになりました
耳が痒くて振っているのとは ちょっと違っていたので様子を見ていた2日目
やはり耳を振っているのですが 1日数回・・・なので 特別な違和感やかゆみではなくちょっとした「痛みのない違和感」?といった感じで 頭や顔を調べてみても何も見当たりません。と、少し口臭が臭うようになりました
歯周病の膿は治まって臭いは無くなっていたのに また再発?かとも思いましたが・・・ちょっとだけ 臭いが違います
口の中を調べてみると・・・?!
垂れ下がった唇の端にパチンコ玉くらいの「腫瘍」がありました
・・・・ショックでした・・・・・
口腔内の腫瘍は 悪性ならメラノーマと呼ばれる「悪性黒色腫」良性なら・・・はて?忘れちまったけど・・・いずれにしても進行が早く 直ぐに大きくなってしまいます
半日様子を見ていると やはり更に大きくなっていました
確立は 悪性6:4良性 の比率のようです
なんで?こんなに体調の良くなった矢先に???
でも・・・心あたりは あります。この1年の異常な体重減少、胃腸・腎臓・脾臓の不良が続いていました
健康でも がん細胞は毎日作られています。それが 免疫力が落ち 消化機能が弱っている時に 上手く殺してろ過し体外に出す事ができなくなり・・・「腫瘍」化します
考えたら、やっぱりと納得してしまいます。
いやっ!待てよ・・・癌だったら 腫瘍が増殖する為に栄養を横取りするから痩せていくけれど・・・?バースデーの場合は ウンチが通常の3倍になって食べ物の臭いがかなり残っていたから・・・ただ吸収できなかったから痩せただけの筈?
でも・・・癌の多い犬種だしなぁ・・・・もう12歳だしなぁ・・・
うんにゃっ!!!こんなに胃腸の調子が良いのは 生まれて初めてなんだぞっ!
それに腫瘍の出来た箇所は 胃腸・脾臓の経路にあるから
しっかりと正常に機能し始めた胃腸が 押し出してくれた「デトックス」に違いない!!
・・・・頭の中で 様々な思いを巡らし続けましたが・・・考えている暇はありません。
良性でも悪性でも 数日で巨大化するタイプです。一刻の猶予もありません。
また・・このパターンか・・・
とは言え、バースデーのホームドクターは ホリステックなので「内科」です
仕方ない・・・行きますか・・・あの大っ嫌い!!なP動物病院へ・・・・
(注:嫌いなのはバー母がじゃなくって 獣医さんがバー母を 大っ嫌いなのよ~ん)
嫌われているのは いつもあれは嫌だ!これは嫌だ!と 治療にイチャモンをつけては
断るくせに 無理なお願いばかりしては 困らせているからです。
バースデーが ここでお世話になるのは もう6年ぶり・・・覚えていないことを 祈りつつ・・・
ちょー無愛想なS先生・・・バー母とは 顔を合わせませんが・・・
「やぁ!バースデー 久し振り~♪」
しまったっ覚えてけつかった(失礼)
それは、6年前 バースデーが足先に怪我をして出血が止まらず救急で駆け込んだ際
嫌われ者バー母 「麻酔も抗生物質もいやだから 麻酔なしで 何とかして!」
無愛想なS先生 「出来る訳ないでしょっ縫わなきゃ血止まらないし
痛い箇所なんだから暴れて縫えるわけないでしょうが!!」
嫌われ者 「嫌だっ!!!そこを 何とか!!!お願いっ!!」
・・・・・・・・・聞くに堪えない押し問答につき 中略・・・・・
他の人には愛想良しのS先生 「・・・・・・・・じゃあ やってみるけど どうなっても知りませんよ!!!
邪魔だから向こう行ってて!」
暫くすると 情けない顔のまま うなだれたバースデーが 待合室に戻って来ました
手には 可愛らしい包帯を 足の付け根までグルグルに巻いて・・・
他の人・・・以下省略のS先生 「血止まりましたよ!麻酔も針も抗生物質も
使ってませんから!」と
処置方法を 説明して下さいましたが・・・バー母 嬉しくって心の中でっていたので 聞いておりませんでした(こら!!)
どんなに臭くても患部は綺麗だから10日間絶対に包帯を取らないようにとの事
「湿潤療法」だそうで説明がめんどくさい無愛想・・・いやS先生説明文のプリントを渡してくださいました。
「 ラジャー 」
いやに素直に聞いたのは バー母物心ついた時から この湿潤療法を あみ出しやっていたからです
簡単に言うと、患部を綺麗に洗い流し不純物を取り除いた後 乾燥させないよう(今はトリートメント剤があるようです)
覆い、完全に傷や損傷が治るまで 触らないでおく・・・とそれだけです
痛みも無く 傷跡が全く残らないのは 経験済みです・・・・
(昔、心無い兄妹や両親は気持ち悪がって 「消毒もしないで!炎症を起して腐るぞ!」と脅しましたが ホラ見ろ!父ちゃん!母ちゃん!!何十年もたってやっと証明されたぞ!!!バー母正しかったんだもん!)
・・・とまた どうでも良い事を 蒸し返してしまい話がそれましたが・・・・
他の人・・・S先生 「今日はなんですかっ!?」
嫌われ者 「口の中に出来た腫瘍を 切除して病理検査に出して欲しいんだけど・・・?」
「麻酔と抗生物質なしでね」
S先生 「口の中は神経がいっぱい通っていて 一番いたいところなんだから
出来る訳ないでしょっ!!!」
「それに根が残ったら 直ぐに再発するんだから ちゃんと麻酔しないと出来ません!!!」
・・・・・聞くに堪えない押し問答に付き 中略・・・・・・
嫌われ者 「そこを何とか・・・ねっ?ねっ??電気メスでチョキチョキッと・・・ね?」
うなだれて背中を向けたままのS先生 「分りました」
「ただし・・・悲鳴上げて泣き叫ぶ声が待合室まで聞こえても知りませんよ!!!」
嫌われ・・・「えっ?!そんなに痛いの?」
「バースデー ゴメンネ・・・S先生出来ないんだって・・・」
ちょっと切れてるS先生 「分りました!!やってみますけど・・・知りませんよ
患部の根が残っても・・・・」
なんだかんだと言っても やってくれるんだっ
でも・・・バースデー痛いんだ昔、麻酔しないで虫歯治療して神経まで抜いた経験のあるバー母・・・その痛みは文字通り 痛いほどよく分ります(変体かっ!!)
誰もいなくなった待合室で ただただ・・・祈り続けました
「どうかバースデーの痛みが最小限でありますように・・・そして、腫瘍が全て摘出されますように・・・
S先生が 最良の処置をして下さいますように・・・・」
ずっとずっと 祈り続けました。
バースデーの悲鳴が 何時聞こえるかと?怯えながら・・・・
・・・・・・と、5・6分 くらいしか経っていないのに・・・・・?
バースデーが 抱きかかえられて出てきました。
なんでだ????
S先生 「腫瘍全部取れましたよ・・・3針縫ってありますから」
バー母 「うそっ?!速っ!!」
聞こえたのは 2回ほど・・「ピーッピーッ・・・」と 蚊の鳴くような声だけ
S先生 「糸は 数日で 溶けますから」
(バー母心の声 うんうん・・・二度と会わなくてもいいようにでしょ)
やっぱり何とかしてくれた本当は 嬉しくて思いっきりハグしたかったけど・・・
さっさとお会計済ませて 逃げ出すように病院を飛び出してあげたのは
バー母のせめてもの感謝の気持ち・・・・でした
それから いじけて機嫌の悪いバースデーと ドライブして 花桃の丘に行きました
桃は まだ咲いていませんでしたが ポカポカ陽気でとっても気持ちがいいのに・・・
頑張ったご褒美に 焼き芋を買って・・・・いっぱい・いっぱい・・・褒めたけど・・・
ずっと 機嫌の悪いまま・・・笑顔は 見せてくれませんでした。
当たり前ですよね。お散歩だと思っていたらいきなり あんな怖い眼にあったのですから
帰り着いて・・・そのまま晩ご飯まで ぐっすり休みました。余程疲れたのですね
病理検査の結果は 10日後です。
悪性なら 進行が早く直ぐに肺やリンパ節に転移してしまうようで
腫瘍切除後の 平均生存期間は たったの2ヶ月・・・・だそうです
無力なバー母に出来る事は どうぞ、バースデーを お守り下さい。と 祈るだけです
どうか・・・どうか・・・まだ 一緒に居させて下さい・・・・・・・
皆様の パートナーが 健やかでありますように・・・・
振り返っている場合じゃない事が 起きてしまいました
誤嚥性肺炎以来・・・弱った消化器の改善と 滞っているはずの有害物質のデトックスと 流れに沿った経路の指圧を続けてここ1週間ほど かつてない程胃腸の調子が良くなったお蔭で 肝臓の反射区のいつも炎症を起していた「眼」から目ヤニが消え 毛艶もよくサラサラになって・・・何よりも 後ろ足に筋肉が戻って来て 喜んでいた矢先の5日前の事・・・
バースデーが 時々耳を振るようになりました
耳が痒くて振っているのとは ちょっと違っていたので様子を見ていた2日目
やはり耳を振っているのですが 1日数回・・・なので 特別な違和感やかゆみではなくちょっとした「痛みのない違和感」?といった感じで 頭や顔を調べてみても何も見当たりません。と、少し口臭が臭うようになりました
歯周病の膿は治まって臭いは無くなっていたのに また再発?かとも思いましたが・・・ちょっとだけ 臭いが違います
口の中を調べてみると・・・?!
垂れ下がった唇の端にパチンコ玉くらいの「腫瘍」がありました
・・・・ショックでした・・・・・
口腔内の腫瘍は 悪性ならメラノーマと呼ばれる「悪性黒色腫」良性なら・・・はて?忘れちまったけど・・・いずれにしても進行が早く 直ぐに大きくなってしまいます
半日様子を見ていると やはり更に大きくなっていました
確立は 悪性6:4良性 の比率のようです
なんで?こんなに体調の良くなった矢先に???
でも・・・心あたりは あります。この1年の異常な体重減少、胃腸・腎臓・脾臓の不良が続いていました
健康でも がん細胞は毎日作られています。それが 免疫力が落ち 消化機能が弱っている時に 上手く殺してろ過し体外に出す事ができなくなり・・・「腫瘍」化します
考えたら、やっぱりと納得してしまいます。
いやっ!待てよ・・・癌だったら 腫瘍が増殖する為に栄養を横取りするから痩せていくけれど・・・?バースデーの場合は ウンチが通常の3倍になって食べ物の臭いがかなり残っていたから・・・ただ吸収できなかったから痩せただけの筈?
でも・・・癌の多い犬種だしなぁ・・・・もう12歳だしなぁ・・・
うんにゃっ!!!こんなに胃腸の調子が良いのは 生まれて初めてなんだぞっ!
それに腫瘍の出来た箇所は 胃腸・脾臓の経路にあるから
しっかりと正常に機能し始めた胃腸が 押し出してくれた「デトックス」に違いない!!
・・・・頭の中で 様々な思いを巡らし続けましたが・・・考えている暇はありません。
良性でも悪性でも 数日で巨大化するタイプです。一刻の猶予もありません。
また・・このパターンか・・・
とは言え、バースデーのホームドクターは ホリステックなので「内科」です
仕方ない・・・行きますか・・・あの大っ嫌い!!なP動物病院へ・・・・
(注:嫌いなのはバー母がじゃなくって 獣医さんがバー母を 大っ嫌いなのよ~ん)
嫌われているのは いつもあれは嫌だ!これは嫌だ!と 治療にイチャモンをつけては
断るくせに 無理なお願いばかりしては 困らせているからです。
バースデーが ここでお世話になるのは もう6年ぶり・・・覚えていないことを 祈りつつ・・・
ちょー無愛想なS先生・・・バー母とは 顔を合わせませんが・・・
「やぁ!バースデー 久し振り~♪」
しまったっ覚えてけつかった(失礼)
それは、6年前 バースデーが足先に怪我をして出血が止まらず救急で駆け込んだ際
嫌われ者バー母 「麻酔も抗生物質もいやだから 麻酔なしで 何とかして!」
無愛想なS先生 「出来る訳ないでしょっ縫わなきゃ血止まらないし
痛い箇所なんだから暴れて縫えるわけないでしょうが!!」
嫌われ者 「嫌だっ!!!そこを 何とか!!!お願いっ!!」
・・・・・・・・・聞くに堪えない押し問答につき 中略・・・・・
他の人には愛想良しのS先生 「・・・・・・・・じゃあ やってみるけど どうなっても知りませんよ!!!
邪魔だから向こう行ってて!」
暫くすると 情けない顔のまま うなだれたバースデーが 待合室に戻って来ました
手には 可愛らしい包帯を 足の付け根までグルグルに巻いて・・・
他の人・・・以下省略のS先生 「血止まりましたよ!麻酔も針も抗生物質も
使ってませんから!」と
処置方法を 説明して下さいましたが・・・バー母 嬉しくって心の中でっていたので 聞いておりませんでした(こら!!)
どんなに臭くても患部は綺麗だから10日間絶対に包帯を取らないようにとの事
「湿潤療法」だそうで説明がめんどくさい無愛想・・・いやS先生説明文のプリントを渡してくださいました。
「 ラジャー 」
いやに素直に聞いたのは バー母物心ついた時から この湿潤療法を あみ出しやっていたからです
簡単に言うと、患部を綺麗に洗い流し不純物を取り除いた後 乾燥させないよう(今はトリートメント剤があるようです)
覆い、完全に傷や損傷が治るまで 触らないでおく・・・とそれだけです
痛みも無く 傷跡が全く残らないのは 経験済みです・・・・
(昔、心無い兄妹や両親は気持ち悪がって 「消毒もしないで!炎症を起して腐るぞ!」と脅しましたが ホラ見ろ!父ちゃん!母ちゃん!!何十年もたってやっと証明されたぞ!!!バー母正しかったんだもん!)
・・・とまた どうでも良い事を 蒸し返してしまい話がそれましたが・・・・
他の人・・・S先生 「今日はなんですかっ!?」
嫌われ者 「口の中に出来た腫瘍を 切除して病理検査に出して欲しいんだけど・・・?」
「麻酔と抗生物質なしでね」
S先生 「口の中は神経がいっぱい通っていて 一番いたいところなんだから
出来る訳ないでしょっ!!!」
「それに根が残ったら 直ぐに再発するんだから ちゃんと麻酔しないと出来ません!!!」
・・・・・聞くに堪えない押し問答に付き 中略・・・・・・
嫌われ者 「そこを何とか・・・ねっ?ねっ??電気メスでチョキチョキッと・・・ね?」
うなだれて背中を向けたままのS先生 「分りました」
「ただし・・・悲鳴上げて泣き叫ぶ声が待合室まで聞こえても知りませんよ!!!」
嫌われ・・・「えっ?!そんなに痛いの?」
「バースデー ゴメンネ・・・S先生出来ないんだって・・・」
ちょっと切れてるS先生 「分りました!!やってみますけど・・・知りませんよ
患部の根が残っても・・・・」
なんだかんだと言っても やってくれるんだっ
でも・・・バースデー痛いんだ昔、麻酔しないで虫歯治療して神経まで抜いた経験のあるバー母・・・その痛みは文字通り 痛いほどよく分ります(変体かっ!!)
誰もいなくなった待合室で ただただ・・・祈り続けました
「どうかバースデーの痛みが最小限でありますように・・・そして、腫瘍が全て摘出されますように・・・
S先生が 最良の処置をして下さいますように・・・・」
ずっとずっと 祈り続けました。
バースデーの悲鳴が 何時聞こえるかと?怯えながら・・・・
・・・・・・と、5・6分 くらいしか経っていないのに・・・・・?
バースデーが 抱きかかえられて出てきました。
なんでだ????
S先生 「腫瘍全部取れましたよ・・・3針縫ってありますから」
バー母 「うそっ?!速っ!!」
聞こえたのは 2回ほど・・「ピーッピーッ・・・」と 蚊の鳴くような声だけ
S先生 「糸は 数日で 溶けますから」
(バー母心の声 うんうん・・・二度と会わなくてもいいようにでしょ)
やっぱり何とかしてくれた本当は 嬉しくて思いっきりハグしたかったけど・・・
さっさとお会計済ませて 逃げ出すように病院を飛び出してあげたのは
バー母のせめてもの感謝の気持ち・・・・でした
それから いじけて機嫌の悪いバースデーと ドライブして 花桃の丘に行きました
桃は まだ咲いていませんでしたが ポカポカ陽気でとっても気持ちがいいのに・・・
頑張ったご褒美に 焼き芋を買って・・・・いっぱい・いっぱい・・・褒めたけど・・・
ずっと 機嫌の悪いまま・・・笑顔は 見せてくれませんでした。
当たり前ですよね。お散歩だと思っていたらいきなり あんな怖い眼にあったのですから
帰り着いて・・・そのまま晩ご飯まで ぐっすり休みました。余程疲れたのですね
病理検査の結果は 10日後です。
悪性なら 進行が早く直ぐに肺やリンパ節に転移してしまうようで
腫瘍切除後の 平均生存期間は たったの2ヶ月・・・・だそうです
無力なバー母に出来る事は どうぞ、バースデーを お守り下さい。と 祈るだけです
どうか・・・どうか・・・まだ 一緒に居させて下さい・・・・・・・
皆様の パートナーが 健やかでありますように・・・・
by birthday726
| 2012-03-31 12:39
| バースデーの治療日記